ウイルスバスターからESETに乗り換えてみて
筆者は2016年から2年間ウイルスバスターを使い続けてきましたが、友人の指摘を受けてESETに乗り換えることとなりました。
自宅マンションにてeo光のインターネット契約を結ぶ際に、特別価格で購入できるというのに惹かれてウイルスバスターの月額版を契約しました。
それから2年間ウイルスバスターを使い続けましたが、友人からESETを勧められて乗り換えることに…ウイルスバスターとESETの両方を使ったことのあるわたしが、二つのウイルスソフトを徹底比較してみました。
ESETもウイルスバスターもここ数年間は高いウイルス検出率を維持していて、オーストリアやイギリスの権威ある専門機関から高い評価を受けています。
わたしはウイルスバスターの月額版を2年間利用しましが、PCがウイルスに感染したことは一度もありませんでした。
また、ESETに乗り換えてからはまだ半年ほどですが、ESETでも同じくウイルス感染はありません。
ただし、ESETはウイルスバスターと比較して、"フィッシング対策"や"ウェブサイトの安全評価"などの機能が若干弱くなっています。
金融機関からのメールには「新しいシステムを導入するため、パスワードの再設定をお願いします」などと書かれていて、URLをクリックすると本物そっくりな偽物のネットバンクへと移動します。
このような手法をフィッシング詐欺と言います。
フィッシング対策機能では、フィッシング詐欺のサイトを開こうとすると警告を出してくれます。
また、ウェブサイトの安全評価機能では、検索結果の一覧から危険なサイトには警告を出してくれます。
しかしながら、フィッシング詐欺は知らないメールにて添付されたURLはクリックしないなどの対策をするだけで、ある程度は防げるのも事実です。
とは言うものの、ネットやパソコンにあまり慣れていないようであれば、フィッシング対策があるに越したことはありません。
ESETとウイルスバスターのセキュリティ性能における違いをあげるなら、フィッシング対策やウェブサイトの安全評価の機能が考えられます。
なお、ウイルスバスターのフィッシング詐欺の検出率に関しては、オーストラリアの専門機関の調査で91%と発表されています。
高い数字ではありますが、全てのフィッシング詐欺を検出できるわけではありません。
ESETはそもそも軽さを最大の売りにしているセキュリティソフトで、その点に関してはあらゆるセキュリティソフトの中でも頭一つ抜きに出ています。
価格.comやamazonで、ESETの購入者のレビューを見ていても、その多くが動作の軽さを評価したものになります。
そしてわたしがウイルスバスターからESETに乗り換えてみようと思ったのも、動作の軽さが最大の理由です。
わたしが考える"良いセキュリティソフトの条件"とは、セキュリティの強さが合格点以上であること、そして何よりも軽いことです。
ウイルスバスターを使っていた時にはなかなかページが開かなくてイライラすることもありましたが、ESETに乗り換えてからはそのようなことはほとんど無くなりました。
細かい数字のデータを比較しなくても、ESETの体験版を実際に使ってみただけで"圧倒的な早さ"を感じることができます。
ウイルスバスターが重くなる原因としては、色々な付属のセキュリティ機能が備わっていることが考えられます。
中でもフィッシング対策をオンにしておくと、非常に動作が重くなるのが分かります。
せっかく付いている機能にも関わらず、わたしは動作の重さにストレスを感じて、結局フィッシング対策を無効にして使っていました。
1台/3年版 5,980円
5台/1年版 5,480円
5台/3年版 6,480円
3台/2年版 9,680円
3台/3年版 12,780円
どの商品を比較するのかによって変わってきますが、おおよそESETの方がウイルスバスターに比べて半額程度で購入できることが分かります。
ウイルスバスターは日本国内では1番売れているセキュリティソフトですから、価格も強気の設定となっていて、割引やキャンペーンをすることもあまり無いようです。
長年日本でトップシェアをキープし続けてきたウイルスバスターには、一種のブランド力さえあります。
家電量販店のセキュリティソフトの売り場をのぞいて見ても、ウイルスバスターが1番たくさん並べられているイメージがあります。
その一方で、価格.comのセキュリティソフトの売り上げランキングを見てみると、10位以内にESETが5つもランクインしています。
さらに、楽天のPCソフト全般の中でも、2014年にESETは売り上げ本数1位を獲得しています。
ウイルスバスターは大衆向けによく売れている一方で、ESETはネットユーザーによく売れていることが分かります。
しかしながら、1番売れているセキュリティソフトが1番優秀だとは限りません。
また、日本ではウイルスバスターが売り上げNo.1ですが、世界で1番売れているセキュリティソフトはノートンです。
両社ともアンチ派からの悪い口コミは多少あれど、わたしが利用してみた感じとしてはどちらも丁寧な対応でした。
ESETもウイルスバスターもコールセンターの営業時間は日中のみ、基本的には365日営業となっていて、こちらに関しても違いはほとんどありません。
ひとつだけ違う点を挙げるなら、ウイルスバスターは電話とメールに加えて、LINEでの問い合わせにも対応しています。
LINEで手軽に問い合わせができるのは、スマホ世代にとってはありがたいサービスでしょう。
また、ESETもウイルスバスターも、オプションを追加することで、セキュリティソフト以外でもあらゆる質問に応対してくれるサービスを追加することができます。
ESETは「まるごと安心パック」というサービスを提供していて、エクセルの使い方や写真の加工の仕方など、あらゆるデバイスのあらゆる質問に答えてもらえます。
それに対してウイルスバスターでは「デジタルライフサポートプレミアム」というサービスを提供しています。
ウイルスバスターのデジタルライフサポートプレミアムでは、インターネット関連のあらゆる質問に24時間365日電話で応対しています。
ESETは9時〜19時までの対応なので、オプションのサポートに関してはウイルスバスターの方が利用しやすいでしょう。
ただし、こちらのオプションサポートに関しても、ESETよりもウイルスバスターの方が料金がかなり高くなります。
日中や夕方に電話できる環境なのであれば、コストパフォーマンスで考えるとESETの方が有利になります。
≫ESET公式サイトへ
フィッシング対策やサイトの安全性の評価など、色々なセキュリティ機能を付けたいなら…
≫ウイルスバスター公式サイトへ
セキュリティソフトに完璧なものは存在しません。どのセキュリティソフトにもそれぞれの特徴があります。
個人的な意見を言うなら、優秀なセキュリティソフトはウイルスの検知率がある程度高く、何よりもPCの動作を邪魔しない軽いソフトだと考えています。
ユーザーそれぞれがどこに重きを置くのか、それを考えた上でESETとウイルスバスターを比較してみると良いでしょう。
自宅マンションにてeo光のインターネット契約を結ぶ際に、特別価格で購入できるというのに惹かれてウイルスバスターの月額版を契約しました。
それから2年間ウイルスバスターを使い続けましたが、友人からESETを勧められて乗り換えることに…ウイルスバスターとESETの両方を使ったことのあるわたしが、二つのウイルスソフトを徹底比較してみました。
※本記事は当サイト編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。
ウイルス検出率で比較
ESETとウイルスバスターのウイルス検出率は、世界的な評価機関のデータを見る限りではそれほど変わらない印象です。ESETもウイルスバスターもここ数年間は高いウイルス検出率を維持していて、オーストリアやイギリスの権威ある専門機関から高い評価を受けています。
わたしはウイルスバスターの月額版を2年間利用しましが、PCがウイルスに感染したことは一度もありませんでした。
また、ESETに乗り換えてからはまだ半年ほどですが、ESETでも同じくウイルス感染はありません。
ただし、ESETはウイルスバスターと比較して、"フィッシング対策"や"ウェブサイトの安全評価"などの機能が若干弱くなっています。
フィッシング対策とは?
フィッシング詐欺とは、金融機関などを装ったメールを送信して、偽の金融機関サイトに誘導してIDやパスワードを入力させるというものです。 偽サイトに入力されたIDやパスワードは、その瞬間に盗み取られてしまいます。金融機関からのメールには「新しいシステムを導入するため、パスワードの再設定をお願いします」などと書かれていて、URLをクリックすると本物そっくりな偽物のネットバンクへと移動します。
このような手法をフィッシング詐欺と言います。
フィッシング対策機能では、フィッシング詐欺のサイトを開こうとすると警告を出してくれます。
また、ウェブサイトの安全評価機能では、検索結果の一覧から危険なサイトには警告を出してくれます。
しかしながら、フィッシング詐欺は知らないメールにて添付されたURLはクリックしないなどの対策をするだけで、ある程度は防げるのも事実です。
とは言うものの、ネットやパソコンにあまり慣れていないようであれば、フィッシング対策があるに越したことはありません。
ESETとウイルスバスターのセキュリティ性能における違いをあげるなら、フィッシング対策やウェブサイトの安全評価の機能が考えられます。
なお、ウイルスバスターのフィッシング詐欺の検出率に関しては、オーストラリアの専門機関の調査で91%と発表されています。
高い数字ではありますが、全てのフィッシング詐欺を検出できるわけではありません。
動作の軽さで比較
パソコンの起動やブラウザの読み込みスピードの速さでは、ウイルスバスターよりもESETに軍配が上がります。ESETはそもそも軽さを最大の売りにしているセキュリティソフトで、その点に関してはあらゆるセキュリティソフトの中でも頭一つ抜きに出ています。
価格.comやamazonで、ESETの購入者のレビューを見ていても、その多くが動作の軽さを評価したものになります。
そしてわたしがウイルスバスターからESETに乗り換えてみようと思ったのも、動作の軽さが最大の理由です。
わたしが考える"良いセキュリティソフトの条件"とは、セキュリティの強さが合格点以上であること、そして何よりも軽いことです。
ウイルスバスターを使っていた時にはなかなかページが開かなくてイライラすることもありましたが、ESETに乗り換えてからはそのようなことはほとんど無くなりました。
細かい数字のデータを比較しなくても、ESETの体験版を実際に使ってみただけで"圧倒的な早さ"を感じることができます。
ウイルスバスターが重くなる原因としては、色々な付属のセキュリティ機能が備わっていることが考えられます。
中でもフィッシング対策をオンにしておくと、非常に動作が重くなるのが分かります。
せっかく付いている機能にも関わらず、わたしは動作の重さにストレスを感じて、結局フィッシング対策を無効にして使っていました。
コストパフォーマンスで比較
ESETの料金
1台/1年版 2,680円1台/3年版 5,980円
5台/1年版 5,480円
5台/3年版 6,480円
ウイルスバスターの料金
3台/1年版 5,380円3台/2年版 9,680円
3台/3年版 12,780円
どの商品を比較するのかによって変わってきますが、おおよそESETの方がウイルスバスターに比べて半額程度で購入できることが分かります。
ウイルスバスターは日本国内では1番売れているセキュリティソフトですから、価格も強気の設定となっていて、割引やキャンペーンをすることもあまり無いようです。
売り上げ本数とユーザー人気で比較
日本で売り上げNo.1のセキュリティソフトは、ウイルスバスターです。長年日本でトップシェアをキープし続けてきたウイルスバスターには、一種のブランド力さえあります。
家電量販店のセキュリティソフトの売り場をのぞいて見ても、ウイルスバスターが1番たくさん並べられているイメージがあります。
その一方で、価格.comのセキュリティソフトの売り上げランキングを見てみると、10位以内にESETが5つもランクインしています。
1位 ESETファミリーセキュリティ 3年 カード版
2位 ESETファミリーセキュリティ3年ダウンロード版
3位 ウイルスバスター クラウド 3年版
4位 ESETファミリーセキュリティ2017
5位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
6位 ESETパーソナルセキュリティ3年ダウンロード版
7位 ノートン スタンダード 1年1台 ダウンロード版
8位 ESETパーソナルセキュリティ2017
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 ZEROスーパーセキュリティ1台用 マルチOS版
2位 ESETファミリーセキュリティ3年ダウンロード版
3位 ウイルスバスター クラウド 3年版
4位 ESETファミリーセキュリティ2017
5位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
6位 ESETパーソナルセキュリティ3年ダウンロード版
7位 ノートン スタンダード 1年1台 ダウンロード版
8位 ESETパーソナルセキュリティ2017
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 ZEROスーパーセキュリティ1台用 マルチOS版
※2018年5月時点
さらに、楽天のPCソフト全般の中でも、2014年にESETは売り上げ本数1位を獲得しています。
ウイルスバスターは大衆向けによく売れている一方で、ESETはネットユーザーによく売れていることが分かります。
しかしながら、1番売れているセキュリティソフトが1番優秀だとは限りません。
また、日本ではウイルスバスターが売り上げNo.1ですが、世界で1番売れているセキュリティソフトはノートンです。
初心者にはどっちがいい?サポートとコールセンターについて
サポートやコールセンターの対応に関しては、ESETもウイルスバスターも大きな差はないでしょう。両社ともアンチ派からの悪い口コミは多少あれど、わたしが利用してみた感じとしてはどちらも丁寧な対応でした。
ESETもウイルスバスターもコールセンターの営業時間は日中のみ、基本的には365日営業となっていて、こちらに関しても違いはほとんどありません。
ひとつだけ違う点を挙げるなら、ウイルスバスターは電話とメールに加えて、LINEでの問い合わせにも対応しています。
LINEで手軽に問い合わせができるのは、スマホ世代にとってはありがたいサービスでしょう。
また、ESETもウイルスバスターも、オプションを追加することで、セキュリティソフト以外でもあらゆる質問に応対してくれるサービスを追加することができます。
ESETは「まるごと安心パック」というサービスを提供していて、エクセルの使い方や写真の加工の仕方など、あらゆるデバイスのあらゆる質問に答えてもらえます。
それに対してウイルスバスターでは「デジタルライフサポートプレミアム」というサービスを提供しています。
ウイルスバスターのデジタルライフサポートプレミアムでは、インターネット関連のあらゆる質問に24時間365日電話で応対しています。
ESETは9時〜19時までの対応なので、オプションのサポートに関してはウイルスバスターの方が利用しやすいでしょう。
ただし、こちらのオプションサポートに関しても、ESETよりもウイルスバスターの方が料金がかなり高くなります。
日中や夕方に電話できる環境なのであれば、コストパフォーマンスで考えるとESETの方が有利になります。
総評
コスパor軽さで選ぶなら…≫ESET公式サイトへ
フィッシング対策やサイトの安全性の評価など、色々なセキュリティ機能を付けたいなら…
≫ウイルスバスター公式サイトへ
セキュリティソフトに完璧なものは存在しません。どのセキュリティソフトにもそれぞれの特徴があります。
個人的な意見を言うなら、優秀なセキュリティソフトはウイルスの検知率がある程度高く、何よりもPCの動作を邪魔しない軽いソフトだと考えています。
ユーザーそれぞれがどこに重きを置くのか、それを考えた上でESETとウイルスバスターを比較してみると良いでしょう。