ESETとカスペルスキーを比較してみた
日本で1番売れているセキュリティソフトはウイルスバスターですが、1番売れているからと言って、1番良いセキュリティソフトだとは限りません。
わたしが考える優れているセキュリティソフトは、今現在に関して言えばESET、もしくはカスペルスキーでしょう。
IT関連の仕事人に最も人気のあるESETとカスペルスキーについて、どっちがより優秀なのか項目ごとに比較していきます。
そのAV-TESTにおけるESETとカスペルスキーのウイルス検知率は以下のようになります。
カスペルスキー 100%
カスペルスキー 99.9%
上記は2016年のデータになりますが、今現在のデータを参照してみてもそれほど変わりはありません。
ESETは世界で1番売れているセキュリティソフトであるノートンと並んで、AV-TESTで高い評価を獲得しています。
しかし、カスペルスキーはESETよりもさらに高い評価を獲得しています。
その差は僅かではありますが、現時点において、カスペルスキーがウイルス検出率では最強と言えます。
カスペルスキーはアンチウイルスの性能が最強でありながら、その他のオマケ機能も非常に充実しています。
カスペルスキーのオマケ機能の中でも特筆すべきは『脆弱性対策』です。
ソフトウェアやOSの脆弱性をいち早く発見し、欠陥を塞いでしまうことを脆弱性対策と言います。
カスペルスキーの脆弱性対策には、具体的には2つのアプローチがあります。
まず一つ目は、ソフトウェアのアップデートを忘れたままにしているユーザーに、アップデートを促すというものです。
ソフトウェアは脆弱性が見つかると、すぐにアップデートの環境を整えます。
アップデートをしないまま放置することこそが、攻撃者に狙われる最大の要因となります。
カスペルスキーはアップデートが実行されていないソフトウェアを検出して、ワンクリックでアップデートできるように更新を促します。
二つ目は、使っていないソフトウェアのアンインストールを促すソフトウェアクリーナーという機能です。
デバイスに入っているソフトウェアが多ければ多いほど、脆弱性が生まれやすくなり、攻撃者にも狙われやすくなります。
不要なソフトウェアはマメにアンインストールして、脆弱性を常に減らしておくことが大切です。
これら二つのアプローチにより、カスペルスキーはデバイスの脆弱性を最小限に減らしています。
VPNは通信内容を暗号化するため、仮に第三者に盗み見られることがあっても内容が暗号化されているので分かりません。
脆弱性対策やVPN以外にも、カスペルスキーには頼りになるオマケ機能が豊富に搭載されています。
カスペルスキーはパソコンの環境によっては、動作が重いと感じられることがあります。
利用アプリケーションやブラウザ、契約プロバイダの仕様を考慮に入れた設定をしておかないと、そのままでは動作が重くなることがあります。
特に、カスペルスキーユーザーのレビューの中には、Firefoxとの相性が悪く、Firefoxを開くと明らかに重くなるとの口コミもあります。
それに対してESETは、動作の軽さとメモリ消費量の少なさが売りのセキュリティソフトです。
Amazonや価格.comのユーザーレビューを見ても、ESETの軽さを評価したものが非常に多くなっています。
筆者は長年使っていたウイルスバスターからESETに乗り換えましたが、その理由もパソコンを軽くしたかったからです。
ESETに乗り換えてからは、PCの起動もブラウザも劇的に早くなりました。
カスペルスキーは海外のセキュリティソフト批評組織からは軽いと評価されていますが、ESETと比較すると間違いなくESETの方が軽いです。
1台/3年版 5,980円
5台/1年版 5,480円
5台/3年版 6,480円
1台/3年版 8,980円
5台/1年版 4,980円
5台/3年版 12,150円
無制限/1年版 6,980円
無制限/3年版 14,150円
上記の価格を見れば一目瞭然ですが、料金面ではESETの方が良心的です。
特に、コスパが高いために売れ筋となっている5台/3年版に関しては、ESETに比べてカスペルスキーは倍近い値段となっています。
ただし一点だけ違いをあげるなら、カスペルスキーにはデバイスの台数が無制限のプランがあることです。
5台以上デバイスがある家庭はそう多くはないでしょうが、人数の多い家庭ではカスペルスキーの台数無制限がコストパフォーマンス最強となることも考えられます。
しかし最近ではその構図が大きく変わってきて、主要通販サイトではESETが上位を独占しています。
2位 ESETファミリーセキュリティ3年ダウンロード版
3位 ウイルスバスター クラウド 3年版
4位 ESETファミリーセキュリティ2017
5位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
6位 ESETパーソナルセキュリティ3年ダウンロード版
7位 ノートン スタンダード 1年1台 ダウンロード版
8位 ESETパーソナルセキュリティ2017
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 ZEROスーパーセキュリティ1台用 マルチOS版
2位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
3位 ノートン セキュリティ プレミアム 1年3台版
4位 ウイルスバスター クラウド 3年版
5位 ウイルスセキュリティZERO 1台版
6位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台オンライン版
7位 ESETファミリーセキュリティ3年オンライン版
8位 ウイルスバスター クラウド 3年オンライン版
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 カスペルスキー 3年5台版
ESETのセキュリティソフトが上位に多数ランクインする一方で、カスペルスキーはAmazonのランキング10位に1本入っただけでした。
海外ではメジャーで評価も高いカスペルスキーですが、日本ではあまり知られていないためか、それほど売れていないようです。
カスペルスキーの実力を考えると、過小評価されているとも取れる結果でした。
反対にESETがこれだけ売り上げ本数を伸ばしている要因には、やはり動作の軽さとコストパフォーマンスが考えられます。
どちらもメール、電話の問い合わせに対応していて、原則としては年中無休で営業しています。
付け加えるなら、ESETは『まるごと安心パック』というオプション料金の発生するサービスがあります。
まるごと安心パックに加入していれば、コールセンターは24時間365日の応対となります。
さらに、ESETに関する質問だけではなく、以下のようなあらゆるインターネット関連の質問に応じてもらえます。
パソコンに不慣れで、色々な状況でサポートしてほしいということなら、ESETのまるごと安心パックはおすすめです。
ESETとカスペルスキーそれぞれの管理画面に関しては、ESETは非常にシンプルで初心者向きなのに対して、カスペルスキーはややプロフェッショナル向きの構成となっています。
≫ESET公式サイトへ
セキュリティの強さで選ぶなら…
≫カスペルスキー公式サイトへ
ESETは世界的なセキュリティソフト批評機関から、ノートンやウイルスバスターと同程度の高い評価を獲得しています。
ある程度のセキュリティ性能があって、あとは軽さと安さ重視と言うことならESETはおすすめです。
反対に、パソコン内に重要なデータが多く含まれていて、とにかく強いセキュリティソフトが良いと言うことなら、カスペルスキーが最も適した選択となるでしょう。
わたしが考える優れているセキュリティソフトは、今現在に関して言えばESET、もしくはカスペルスキーでしょう。
IT関連の仕事人に最も人気のあるESETとカスペルスキーについて、どっちがより優秀なのか項目ごとに比較していきます。
※本記事は当サイト編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。
ウイルス検出率で比較
わたしがウイルスセキュリティソフトの強さを計る上で、最も信頼している指標となるのがAV-TESTというものです。そのAV-TESTにおけるESETとカスペルスキーのウイルス検知率は以下のようになります。
Windows
ESET 99.6%カスペルスキー 100%
Android
ESET 100 99.2%カスペルスキー 99.9%
上記は2016年のデータになりますが、今現在のデータを参照してみてもそれほど変わりはありません。
ESETは世界で1番売れているセキュリティソフトであるノートンと並んで、AV-TESTで高い評価を獲得しています。
しかし、カスペルスキーはESETよりもさらに高い評価を獲得しています。
その差は僅かではありますが、現時点において、カスペルスキーがウイルス検出率では最強と言えます。
カスペルスキーのセキュリティはアンチウイルスだけではない
セキュリティソフトの最大の役割は、パソコンやスマートフォンを、マルウェア(ウイルスの総称)から守ることです。カスペルスキーはアンチウイルスの性能が最強でありながら、その他のオマケ機能も非常に充実しています。
カスペルスキーのオマケ機能の中でも特筆すべきは『脆弱性対策』です。
脆弱性対策とは
ウイルスを送り込んでくる攻撃者は、ソフトウェア(Adobeなど)の欠陥=脆弱性を見つけ出して、そこから侵入したり、ウイルスを送り込んできます。ソフトウェアやOSの脆弱性をいち早く発見し、欠陥を塞いでしまうことを脆弱性対策と言います。
カスペルスキーの脆弱性対策には、具体的には2つのアプローチがあります。
まず一つ目は、ソフトウェアのアップデートを忘れたままにしているユーザーに、アップデートを促すというものです。
ソフトウェアは脆弱性が見つかると、すぐにアップデートの環境を整えます。
アップデートをしないまま放置することこそが、攻撃者に狙われる最大の要因となります。
カスペルスキーはアップデートが実行されていないソフトウェアを検出して、ワンクリックでアップデートできるように更新を促します。
二つ目は、使っていないソフトウェアのアンインストールを促すソフトウェアクリーナーという機能です。
デバイスに入っているソフトウェアが多ければ多いほど、脆弱性が生まれやすくなり、攻撃者にも狙われやすくなります。
不要なソフトウェアはマメにアンインストールして、脆弱性を常に減らしておくことが大切です。
これら二つのアプローチにより、カスペルスキーはデバイスの脆弱性を最小限に減らしています。
外でフリーWi-Fiを使う人にも安心のVPN
脆弱性対策以外にも、カスペルスキーはWi-Fiの盗聴防止機能である"VPN"も搭載しています。 飲食店や交通機関で利用できるフリーWi-Fiの多くはセキュリティが不十分なため、通信内容を盗み見られる可能性があります。VPNは通信内容を暗号化するため、仮に第三者に盗み見られることがあっても内容が暗号化されているので分かりません。
脆弱性対策やVPN以外にも、カスペルスキーには頼りになるオマケ機能が豊富に搭載されています。
動作の軽さで比較
セキュリティ性能においてはESETよりもカスペルスキーの方が優秀ですが、動作の軽さにおいてはESETが最強です。カスペルスキーはパソコンの環境によっては、動作が重いと感じられることがあります。
利用アプリケーションやブラウザ、契約プロバイダの仕様を考慮に入れた設定をしておかないと、そのままでは動作が重くなることがあります。
特に、カスペルスキーユーザーのレビューの中には、Firefoxとの相性が悪く、Firefoxを開くと明らかに重くなるとの口コミもあります。
それに対してESETは、動作の軽さとメモリ消費量の少なさが売りのセキュリティソフトです。
Amazonや価格.comのユーザーレビューを見ても、ESETの軽さを評価したものが非常に多くなっています。
筆者は長年使っていたウイルスバスターからESETに乗り換えましたが、その理由もパソコンを軽くしたかったからです。
ESETに乗り換えてからは、PCの起動もブラウザも劇的に早くなりました。
カスペルスキーは海外のセキュリティソフト批評組織からは軽いと評価されていますが、ESETと比較すると間違いなくESETの方が軽いです。
料金で比較
ESETの料金
1台/1年版 2,680円1台/3年版 5,980円
5台/1年版 5,480円
5台/3年版 6,480円
カスペルスキーの料金
1台/1年版 3,980円1台/3年版 8,980円
5台/1年版 4,980円
5台/3年版 12,150円
無制限/1年版 6,980円
無制限/3年版 14,150円
上記の価格を見れば一目瞭然ですが、料金面ではESETの方が良心的です。
特に、コスパが高いために売れ筋となっている5台/3年版に関しては、ESETに比べてカスペルスキーは倍近い値段となっています。
ただし一点だけ違いをあげるなら、カスペルスキーにはデバイスの台数が無制限のプランがあることです。
5台以上デバイスがある家庭はそう多くはないでしょうが、人数の多い家庭ではカスペルスキーの台数無制限がコストパフォーマンス最強となることも考えられます。
売り上げ本数とユーザー人気で比較
セキュリティソフトと言えば、ひと昔前まではウイルスバスターとノートン、そしてマカフィーが売れ筋でした。しかし最近ではその構図が大きく変わってきて、主要通販サイトではESETが上位を独占しています。
価格.comのセキュリティソフト売れ筋ランキング
1位 ESETファミリーセキュリティ 3年 カード版2位 ESETファミリーセキュリティ3年ダウンロード版
3位 ウイルスバスター クラウド 3年版
4位 ESETファミリーセキュリティ2017
5位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
6位 ESETパーソナルセキュリティ3年ダウンロード版
7位 ノートン スタンダード 1年1台 ダウンロード版
8位 ESETパーソナルセキュリティ2017
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 ZEROスーパーセキュリティ1台用 マルチOS版
Amazonのセキュリティソフト売れ筋ランキング
1位 ESETファミリーセキュリティ 3年 カード版2位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台版
3位 ノートン セキュリティ プレミアム 1年3台版
4位 ウイルスバスター クラウド 3年版
5位 ウイルスセキュリティZERO 1台版
6位 ノートン セキュリティ プレミアム 3年3台オンライン版
7位 ESETファミリーセキュリティ3年オンライン版
8位 ウイルスバスター クラウド 3年オンライン版
9位 ESETパーソナルセキュリティ1年ダウンロード版
10位 カスペルスキー 3年5台版
※2018年5月時点
ESETのセキュリティソフトが上位に多数ランクインする一方で、カスペルスキーはAmazonのランキング10位に1本入っただけでした。
海外ではメジャーで評価も高いカスペルスキーですが、日本ではあまり知られていないためか、それほど売れていないようです。
カスペルスキーの実力を考えると、過小評価されているとも取れる結果でした。
反対にESETがこれだけ売り上げ本数を伸ばしている要因には、やはり動作の軽さとコストパフォーマンスが考えられます。
初心者にはどっちがいい?サポートとコールセンターについて
ESETとカスペルスキーのサポートやコールセンターに関しては、大きな違いはありません。どちらもメール、電話の問い合わせに対応していて、原則としては年中無休で営業しています。
付け加えるなら、ESETは『まるごと安心パック』というオプション料金の発生するサービスがあります。
まるごと安心パックに加入していれば、コールセンターは24時間365日の応対となります。
さらに、ESETに関する質問だけではなく、以下のようなあらゆるインターネット関連の質問に応じてもらえます。
パソコンに不慣れで、色々な状況でサポートしてほしいということなら、ESETのまるごと安心パックはおすすめです。
ESETとカスペルスキーそれぞれの管理画面に関しては、ESETは非常にシンプルで初心者向きなのに対して、カスペルスキーはややプロフェッショナル向きの構成となっています。
総評
コスパor軽さで選ぶなら…≫ESET公式サイトへ
セキュリティの強さで選ぶなら…
≫カスペルスキー公式サイトへ
ESETは世界的なセキュリティソフト批評機関から、ノートンやウイルスバスターと同程度の高い評価を獲得しています。
ある程度のセキュリティ性能があって、あとは軽さと安さ重視と言うことならESETはおすすめです。
反対に、パソコン内に重要なデータが多く含まれていて、とにかく強いセキュリティソフトが良いと言うことなら、カスペルスキーが最も適した選択となるでしょう。